ハトムギエキスの効果は?美容や肌の健康への効果を詳しく解説
2023/05/21
肌の美容にいいと噂される、ハトムギエキス。しかし、本当に効果があるのか、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
実は、ハトムギエキスの効果としては、次のような研究結果が報告されています。
- 紫外線の吸収を抑える
- 肌荒れの改善
- シミ・ニキビの予防
- イボの改善
この記事では、ハトムギエキスの美容や健康への詳しい効果や、手軽に取り入れる方法をご紹介します。
ハトムギとは
ハトムギとは、イネ科の作物のこと。東南アジアを原産地としており、食用のほか、漢方としても親しまれてきた作物です。現在では、薬、スキンケア商品、食用として広く使用されています。
ハトムギエキスとヨクイニン、何が違う?
ハトムギの成分として、ハトムギエキスや、ヨクイニンを耳にしたことはありませんか?それぞれの違いを解説します。
● ハトムギエキス
ハトムギエキスは、ハトムギから抽出された成分全般を指します。ハトムギエキスは、アミノ酸を豊富に含むため、肌の新陳代謝を高める働きがあります。
新陳代謝とは、細胞が生まれ変わるサイクルのことをいいます。
● ヨクイニン
ヨクイニンとは、ハトムギの皮を取り除き、種子を乾燥させることによってできる成分です。生薬成分として昔から使われてきました。皮膚の荒れやイボなどに効果があると知られ、現在でも市販薬や病院での処方に使用されています。
ハトムギエキスの効果
ハトムギエキスの効果として、肌のキメの改善をさせたり、肌の内側から光を反射させて、つやつやとみえるようになったりするなどの研究結果があります。
ただし、この結果は、1日1g以上のハトムギエキスを8週間以上摂取した場合の報告です。そのため、ハトムギエキスで効果を得たい場合には、一定量を継続して摂取しましょう。
そのほかにも、ハトムギには、次のような効果があります。
肌荒れの改善
ハトムギには、抗炎症作用があります。抗炎症作用とは、腫れや赤みなどの炎症を鎮める働きのことです。
肌荒れに悩んでいる方は、肌が炎症を起こしている状態なため、ハトムギの抗炎症作用で鎮静することができます。
シミ・ニキビの予防
ハトムギを継続的に摂取することによって、メラニンの生成が抑制されるという研究結果があります。
メラニンとは、シミの原因となる、色素成分のこと。あらかじめ色素成分の増加を防ぐことで、シミを予防することができます。
さらに、ヨクイニンをふくんだ市販薬の商品では、にきびへ効果があるものもあります。シミ・ニキビに悩んでいる方は、ハトムギの使用を検討すると良いでしょう。
イボの改善
ハトムギは、イボを改善する効果があります。イボは、正式には「疣贅(ゆうぜい)」と呼ばれます。また、イボには老人性とウイルス性のイボがあり、このうちハトムギの効果が得られるのは、「ウイルス性のイボ」です。
日本皮膚科学会雑誌によると、ヨクイニンエキスの服用によって、症例のうち約37%が消失、81.5%が改善以上の効果が得られたという報告があります。
また、年齢層によって効果が得られる有効率が変わり、若年層ほど効果があると考えられています。
年代 | 乳幼児 | 学童 | 青年 | 成人 |
---|---|---|---|---|
有効率(%) | 71 | 74 | 57 | 20 |
ウイルス性のイボは、ウイルスの種類によって名称が変わります。ここでは、代表的なものをご紹介しましょう。
ウイルス性が原因のイボは、次のようなものがあります。
<尋常性疣贅>
● 尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)
HPV(ヒト乳頭腫ウイルス)に感染してできるイボ。皮膚の小さな傷から感染する。こどもに多い。
● 青年性扁平疣贅(せいねんせいへんぺいゆうぜい)
HPV(ヒト乳頭腫ウイルス)に感染してできるイボ。青年期の若い子に多く発症する。
<特殊型>
● 伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)
MCV(伝染性軟属腫ウイルス)に感染してできるイボ。一般的には「みずいぼ」と呼ばれる。
● 尖圭(せんけい)コンジローマ
尖圭コンジローマも、HPVの感染でできるイボ。性器周辺にできるのが特徴。
ハトムギエキスの取り入れ方
ハトムギエキスを日常的に手軽に取り入れる方法をご紹介します。
スキンケア用品
毎日使うスキンケア用品を、ハトムギエキス入りのものにすれば、自然とハトムギエキスを取り入れられるようになります。
ハトムギのスキンケア用品には、次のようなものがあります。顔にもつけるものですから、信頼できる商品を選びましょう。
- ハトムギ化粧水
- ハトムギクリーム
- ハトムギ乳液
- ハトムギ美容液 など
ハトムギエキスを使ったスキンケア用品は、多くの商品があります。どれを選んだらいいのかわからない、という方は、成分表示を参考にするとよいでしょう。
あわせて読みたい:ハトムギのスキンケアを徹底解説!化粧水・乳液の順番は? – +mugi (plusmugi.com)
サプリメント
ハトムギを内側から取り入れ始めたいという方には、サプリメントがおすすめです。
ハトムギエキスをふくむサプリメントには、タブレット型、カプセル型などがあり、商品によって1日に飲む回数・服用の量も変わります。
ご自身が飲みやすいサプリメントを選ぶことが、続けられるポイントになります。
あわせて読みたい:ハトムギの効果と副作用は?ヨクイニンの効能と副作用の症状を解説 – +mugi (plusmugi.com)
お茶・ご飯などの食品
最後にご紹介するのは、お茶やご飯に混ぜて取り入れる方法です。ハトムギを日常的に取り入れやすい食品には、次のようなものがあります
● ハトムギ茶
ハトムギの実を焙煎してつくるお茶。香りのよさ、香ばしさが特徴。
● ハトムギご飯
ハトムギの実を米に混ぜて炊飯する。もちっとした食感が特徴で、食べ応えが増すため、ダイエット中にも効果的。
毎日使うならハトムギ化粧水がおすすめ
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もし一つでも当てはまったら、ぜひ一度、ハトムギ化粧水フェイスケアローションをお試しください。
<ご購入いただいた方の口コミ>
”アレルギーがあるので心配でしたが、アレルギー反応もなかったので安心しています。さっぱりとした使用感なのでベタつかず、良いです。”
”とろりとしたテクスチャーで肌にスルスル伸び、馴染みもとても早いです。ベタつきなく、すべすべして肌がなめらかになりました。”
ご購入者からは、このようなご感想をいただいております。
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商品概要:ハトムギ化粧水 フェイスケアローション
配合成分:ハトムギ種子エキス/ハトムギ油
内容量:120ml
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美白に効果はある?
ハトムギキスには、細胞の生まれ変わりを促進する働きがあります。もし今、日焼けした肌ならば、細胞が入れ替わると新しい皮膚に変わっていくため、元の肌の色になることが期待できますよ。
また、ハトムギには紫外線吸収を抑える働きがあります。そのため、日焼けを防止することもできます。
ハトムギエキスは肌の悩みに寄り添う!自分に合った商品を選ぼう
ハトムギエキスには、メラニンの生成を防ぐ、ニキビやイボの改善など、人それぞれな肌の悩みに効果があります。
もし今、ハトムギの商品を検討しているなら、ご自分の悩みにあった、続けやすい商品を選ぶことがポイントです。
ハトムギと上手に付き合って、悩みのない、なりたい自分になりましょう!
参考文献:日本皮膚科学会雑誌第129巻
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/yuzei_gl2019.pdf