ヨクイニンの作用と副作用についての情報
2022/04/06
- ヨクイニンでイボが治る
ヨクイニンという漢方があります。漢字で書くと薏苡仁、英語だとJob’s tears Coix seedなど使われることが多いようです。このヨクイニンという漢方は昔から美肌効果やイボ取りの効果、効能があるとされています。手足や首などに無数のイボ（ウィルス性イボ）ができてしまい各種レーザーを使ったイボの治療をされた方も、イボの数があまりにも多いために治療を断念。他の治療には塗り薬や錠剤、液体窒素などが考えられます。しかし液体窒素は痛いし、イボの数は多いし、医薬品などは医師に治療の相談（症状、原因、用法、用量、可能性、時間、判断）をした上で薬剤師に薬の情報、注意事項、エキスや錠の使い方（1日3回など）を聞き、その他の問い合わせをさせられ、湿気の多い中、年齢的にも不快感を覚えるためにこれも途中で断念。
そこでイボ取りに効果があるとされる漢方のヨクイニンの服用を決め、続けてみたらなんとイボが消えてしまった、なんて事を経験された事のある方が多いそうです。ヨクイニンに含まれるどんな成分が効果を発揮するのでしょうか。ヨクイニンがイボに効果がある理由として、ヨクイニンの原料はハトムギでハトムギの皮をむいた中味がヨクイニンであり、ハトムギに含まれる「コイクセノライド（Coixenolide ）」と呼ばれる物質のためと考えられています。さらにお肌に良いと知られているビタミンB群もヨクイニンには含まれています。漢方薬であるヨクイニンは天然成分の生薬で基本的に副作用などの症状を発症する事はほとんどありません。しかし、ヨクイニン成分を含む、市販薬製品や複数の漢方が配合された商品などの場合は、ヨクイニンとは異なる副作用症状を発症するケースも見られるそうです。ですからヨクイニン成分を含む漢方薬を摂取する際は、正しい知識を持って副作用などの働きを事前に把握した上で服用する事が非常に重要となります。ヨクイニンに期待される主な効果や目的はイボなどの症状の治療、アトピー症状などの改善、美容効果などカラダの中からのお肌トラブル改善が主体となります。天然成分ですから小児の治療にも使用することが可能と考えられます。ヨクイニンの効果は長期的に服用することで徐々に効果が現れるものが多く、短期的に症状の改善がみられるものではありません。したがって根気よく服用を続けることが漢方を使用する治療には大切な要素となります。長期の服用で気になる副作用ですが天然成分からなる漢方ですから、基本的に副作用症状を発症するケースはごく稀なケースと言えるでしょう。しかし漢方だからといっても副作用症状がないという訳でもないようです。ヨクイニンの服用で稀に見られる副作用症状としてはじんましん症状、発疹、発赤、かゆみ、胃の不快感、腹痛、下痢症状などの症状が副反応症状として確認されているそうです。下痢症状に関しては服用開始時に発症するケースが多く見られるのも特徴ですがヨクイニンの成分は胃腸の働きをサポートし、慢性的な下痢の改善にも効果があるという点について非常に注目されております。理由は水分を取り過ぎた際に水分過多によって胃液が薄くなり、消化不良を起こしてしまうことがありますが、ヨクイニンを服用することによって利尿作用が高まり、余分な水分を汗や尿によって排出することができるからだそうです。また、イボなどの症状の治療、アトピー症状などの改善、美容効果などカラダの中からお肌を整え胃腸の働きをサポートするといった、健康なカラダ作りに非常に役立つヨクイニンですが、カラダの中に溜まった余分なものを排出する役割があり、お腹の中に宿った赤ちゃんも異物とみなしてしまうことがあると昔は考えられていました。天然成分である漢方が与える妊婦への影響は未知の部分が多く基本的に妊婦はヨクイニンの服用はお薦めしません。ヨクイニン配合などの生薬などを使用する場合は医師へ服用しても問題がないかの確認をしておきたいところです。
- ヨクイニンのアレルギーについて
一般的には健康食品でハトムギという名前で知られるヨクイニン。
薏苡仁（よくいにん ヨクイニン）の原料はジュズダマによく似たハトムギです。ハトムギ種子の構造は外側から内側に向かって外殻、薄皮、渋皮、子実となっており、外殻、薄皮、渋皮を除いた子実の部分を原料にした生薬がヨクイニンとなります。ハトムギはイネ科の植物であるため、イネ科の植物にアレルギーを持つ方、アレルギーの出やすい方が服用する場合、はじめは少量から試しアレルギー症状が出ないかを確かめてから服用した方がよいでしょう。もしアレルギー症状が出るようでしたらやめましょう。
- ヨクイニンの副作用についてまとめ
・天然成分からなる漢方ですから基本的に副作用症状を発症するケースはごく稀なケースと言えるでしょう。
・じんましん症状、発疹、発赤、かゆみ、胃の不快感、腹痛、下痢症状などの症状が副反応症状として確認されています。
・妊婦、妊娠していると思われる方は服用を控えます。
・抗生物質とは違い漢方なので基本的に副作用症状を発症するケースはごく稀なケースです。
・天然の植物であるためアレルギーの出やすい方は確認が必要です。ヨクイニンの原料はイネ科の植物であるハトムギです。イネ科の植物にアレルギーを持つ方は服用する場合は少量から試してください。もし症状が出るようでしたら服用はやめましょう。
最後に
漢方ではヨクイニンと呼びますがハトムギも同じものです。長期的に服用するように毎日の食事にハトムギを追加してはいかがでしょうか。毎日続けられる自分に合った食べ方
を探して頂ければと思います。
ハトムギを通じて快適な生活を楽しんで頂きたいと願っております。
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