ハトムギ茶はアトピー改善に効果がある！肌の健康のために漢方食品のはとむぎ茶を取り入れよう

美肌効果があるとされ、古くから飲まれているハトムギ茶。肌が荒れやすいアトピーの改善にも効果があるお茶です。

薬を使ってもなかなか良くならないアトピーが、ハトムギ茶で改善されるの？と不思議に思う人もいるでしょう。

そこで今回はハトムギの効果から、アトピー改善にどうつながっているのか詳しく紹介したいと思います。また、ハトムギ茶の効果をより引き出すために、おいしい飲み方、飲むタイミングも紹介します。

ハトムギは栄養豊富な穀物

ハトムギは、穀物の中でもとくに栄養豊富なイネ科の植物です。普段よく食べる精米と比べるとハトムギは2倍以上のたんぱく質があり、脂質やカルシウム、鉄分、ビタミンB1・B2など栄養に優れています。

また、はとむぎの殻を除いて乾燥したものを「ヨクイニン」と呼びます。「ヨクイニン」は漢方の生薬として古くから使われているのです。胃腸の調子を整えたり、身体の代謝を高める、イボ取りなどの効果が期待できます。

そのため、ハトムギは食べたり、お茶として飲んで利用されるだけでなく、化粧品まで幅広く利用される穀物です。

ハトムギ茶はアトピー改善に効果がある！

ハトムギ茶は、アトピー性皮膚炎の改善に効果が期待できます。ハトムギには肌の炎症を抑え、新陳代謝をアップし肌にうるおいやハリを与えキメを良くしてくれる効果があるからです。アトピー肌に繰り返し起こる炎症を鎮め、カサついている肌に必要なうるおいをハトムギが実現してくれます。

また、アトピー性皮膚炎の人は腸内環境のバランスが悪いです。腸内環境の乱れが肌に反映されます。ハトムギは食物繊維が豊富なため、ハトムギ茶を飲むことで腸内の環境も整えられるのです。アトピー性皮膚炎は皮膚トラブルが頻繁に繰り返されるところが辛い部分でもあります。腸内環境を整えることで皮膚の炎症を繰り返さない、身体づくりがハトムギ茶でできます。

ハトムギ茶で得られる他の健康効果

ハトムギ茶を飲むことで「肌の炎症を抑える」「新陳代謝をアップ」「肌にうるおいやハリを与えキメを良くする」の他に、次の健康効果が期待できます。

〈ハトムギ茶で得られる健康効果〉

• イボ取り
• 便秘解消
• アレルギーを抑制
• 胃の健康を保つ
• 動脈硬化などの生活習慣病を予防
• 肝機能改善の効果
• 脂質異常症の予防効果

ハトムギ茶は外から見える美容面の変化だけでなく、身体の内側の様々な健康効果を発揮してくれます。

「健康診断で検査に引っかかる」「生活習慣を見直して健康になりたい」と思ったら、まずはハトムギ茶を試してみるといいでしょう。ハトムギは生活習慣病の予防になるため、ハトムギ茶を日常に取り入れることで何らかの変化が期待できます。

ハトムギ茶の効果はどれくらいで現れる？

ハトムギ茶を500ml、8週間毎日飲み続けた場合「炎症を抑える効果」「肌のキメを良くする効果」などのうれしい効果が現れます。

しかし、荒れている肌、アトピーの場合健康的な肌になるまでなら、８週間以上はかかるかもしれません。なぜなら、ハトムギの「ヨクイニン」の漢方を服用している人でも、3か月後や半年後に変化を感じるからです。たとえば、大きなけがをした場合回復に時間がかかるように、肌の炎症がひどければ時間はかかるものだからです。

健康は毎日の積み重ねで実現します。コツコツと気長にハトムギ茶を続けることが大切でしょう。

ハトムギ茶を飲み続けても変化しないのはなぜ？

ハトムギ茶を飲み続けても何も変化を感じない場合は、毎日の食事を見直してみましょう。ハトムギの栄養価は高いですが、やはり1つの食材の栄養素だけでは健康にはなれません。そのため、食事の栄養バランスを考える必要があるでしょう。

ハトムギに含まれるビタミンB2は、たんぱく質、脂質、糖質をエネルギーに変換する役割があります。ハトムギ以外からの食事でたんぱく質、脂質、糖質を摂取することでハトムギの効果を十分に発揮できるのです。

健康な身体づくりは食事が基本です。ハトムギ茶を飲むだけでなく、栄養バランスを気にしながら1日３食しっかりと食事を取るように心がけましょう。

ハトムギ茶は子供・妊婦でも安心して飲めるノンカフェイン

ハトムギ茶は子供・妊婦でも安心して飲めるノンカフェインです。普段の飲み物としてハトムギ茶を楽しめます。

しかし、ハトムギは妊娠中の摂取は好ましくないとされる記述があります。ハトムギが子宮収縮を促し流産してしまうと昔から言われていたのです。ですが、2007年に安全性の試験で妊娠中でも問題はない結果となりました。子宮収縮は常用量の15倍を摂取すれば起きましたが、流産や早産はなかったようです。

子宮収縮した常用量の15倍は、100％のハトムギ茶を1日20リットル飲んでも達しません。普段の飲用量を考えると、妊娠中でも普通に食事で飲んだりする分には何も問題はないのです。

そのため、妊婦はもちろん子供も安心してハトムギ茶を飲めます。

ハトムギ茶の副作用

ハトムギ茶は昔から飲まれているお茶で、副作用はほとんどありませんが、イネ科の食物アレルギーの人は注意が必要です。ハトムギ茶を飲むことでしっしんや蕁麻疹なのどのアレルギー反応が出る場合があるので、気をつけましょう。

また、身体を冷やす作用がハトムギ茶にはあるため、飲みすぎには気をつけましょう。身体を冷やしたくない生理中や妊娠期は飲む量に気をつけるといいでしょう。体調に合わせてホットか常温で飲むことをおすすめします。

ハトムギ茶のおいしい飲み方

今回はプラスムギのハトムギ茶でおいしい飲み方を紹介します。

殻ごと焙煎したハトムギが8gずつティーバッグ包装してあります。

〈おいしい煮出し方法〉

1. 沸騰したお湯800mlにティーバッグを1袋入れる。
2. 3～5分沸騰させ火を止める。
3. 5分程置いたらティーパックを取り出す。

ホットで飲むと芳ばしい香りと味わいがより楽しめます。もちろん冷やしてもおいしくいただけますよ。

ティーバッグを長くつけておくと濃い苦みあるハトムギ茶になります。また、ハトムギの有効な成分もしっかりと抽出されます。苦みが好きな人、ハトムギの有効成分の効果をしっかりと感じたい人は濃い目のハトムギ茶がおすすめです。

おぜひ好みの濃さでハトムギ茶をつくってお楽しみください。

＋mugiでは単品はもちろんのこと、お得なバラエティセットなどもご用意しております！
お友達や、日頃お世話になっている方への贈り物にもおすすめです。